w a k u r a b a

文芸メイン、その他もろもろ

カラオケに行って、思うこと①

娘とカラオケに行った。 本当はずっと、ひとカラがしてみたくて、今年こそはひとカラデビューをするのだと意気込んでいたが、いざ店の前に立つと入る勇気が出なかった。 娘とふたりで出かけて別々の部屋にするつもりだったが、土曜のせいかとても混んでいた…

ふたつのスイッチ

身体の不調は持病と、季節的なものだから仕方がない。 心の不調も、生きていればいろんな事が起きるから仕方がない。 けれど私の場合、ほんの些細な事がきっかけでスイッチが入ってしまうから困る。今回の不調も、ああ、あのせいと思い当たる事がふたつある…

私の中にいる、もうひとりの自分のこと

私は私の中にいる、もうひとりの自分の存在を感じている。時々、ではなく常に。 何か迷う事があった時、頭の中から天使と悪魔が現れて、それぞれが真逆の提案をしたりするあれと同じように、私はもうひとりの私とよく揉め事をおこす。 この現象には名前があ…

圧倒的寂しさを感じながら生きてきた

屋上庭園が好きで、よくひとりで出かける。 屋上庭園が好きと言っても、そこで必ずしも癒されている訳ではない。植物はどこからか連れて来られて見栄えのいいように植えられ、きっと軽量化された土も、遮るもののない日差しも温湿度も吹き付ける風も、植物に…

映画「未来のミライ」ネタバレなしで育児について考えてみた

先日の夜、地元で花火大会がありました。 花火大好きな私は毎年欠かさず土手まで行って見ていましたが、健康上の理由から夜の大混雑に耐える自信がなく、観覧をとりやめました。あーつまんない。 そこで思いついたのが、映画を観に行く事でした。きっと皆が…

好きと言われた日のこと

なぜそのような辱しめをw— たんぽぽ@斜陽族 (@2FqQcquTqJEY8Qj) 2018年7月19日 なるほどそうかw— たんぽぽ@斜陽族 (@2FqQcquTqJEY8Qj) 2018年7月19日 お題をいただいたので書いてみる。書く前から頭の中はネガティブでいっぱいですが。 男の子に面と向かって…

嫌いだと言われた日のこと

嫌いだと言われた日の事を書こうとしたら、3年前の7月にも書いていたので、どうやら7月になると甦る記憶らしい。 読み返すと、書きたい事はほとんど同じなのだが、3年前とは少しだけ感じ方が違っているので、自分のためにリライトする。 当時の小中学校では…

3.11の被災者になりたかった

東日本大震災が起きたのが、2011年3月11日。 実家のある岩手県沿岸北部地方に帰省したのは、地震から4ヶ月後の7月だった。 行こうと思えば、もう少し早い段階で行く事は出来た。 実家は津波の被害に遭わなかったが、親戚の家々をかなりやられた。国道の通行…

満天の星

今週のお題「星に願いを」 今でも時々、夢に見るのです。 深夜の暗い道を、何故かひとりで歩いていて、場所は見覚えのない郊外の街で、人通りはなく、車も走らず、コンビニさえも閉まっている。 車道の真ん中を歩きながら夜空を見上げれば、頭上に広がる天の…

ギフト

今日は雑談です。いつもか。 手持ちのはてなスターを七夕までに撒き散らしてはてなを去ろうとしたら、思いがけずあっという間に使い切ってしまい… サキさん(id:Mandragora)に「コラ星買え」とカツアゲしてみたら、本当にくれました(笑) サキさんありがとう。…

重症筋無力症と、顔のこと

もういちいち人に説明するのが面倒なので、カミングアウト。 私の現在の状態は「重症筋無力症 眼筋型の疑い」です。 重症と聞けばびびりますが私はとても軽症で、対症療法の薬であるメスチノンを服用して日々をやり過ごしています。 この薬がよく効いていて…

人をあやめたいと思った事はあるだろうか?

私は「ある」詳しくは後で書く。 私が初めて小説らしきものを書いたのは、中学一年の夏休みだった。 当時通っていた中学では、長期休みに入る前に自由研究テーマを決めねばならなかった。 研究テーマは科目別に、例えば国語分科会、社会分科会等という具合に…

「原発と紫陽花」を読んで

おはようございます。懺悔の時間です。 (ごめんやままちゃんのパクリですw) 昨日、私がはてなの女帝みどりの小野さんの記事に対して付けたブコメに、不適切な表現がありました事を深く反省し、お詫びいたします。 だってさ、記事を読んだら感想じゃなくて…

女の武器を使った事が、一度もない

本当は「お久しぶりねはてな」というタイトルにしようかと思いましたが、流石にそっちこっちから石が飛んできそうです。斧も。 こんにちは。メンヘラばばあのタンポポです…って、メンヘラじゃねーぞ。そっちだろーがメンヘラなのは! はい、本日もこんな感じ…

こんにちははてな

冗談ですよ。 まあ、そんなにカッカすんなって。 オフ騒動が下火になったところに燃料を投下して逃げたので、笑いが止まらない放火魔です。 もう面倒くさいからidコールなんかしません。どうせ読むでしょ。 みどりの小野さん。 貴女が泣きながら書いたという…

さよならはてな

一時的にか永久か私にも解りませんが、はてなを離れます。 このままぷつんと消えてしまうのは、今まで読んでくれていた人に失礼だと思うので、少しだけ書かせて下さい。 例の事件とは、関係ありません。いや、全く無いとは言い切れませんが。 スポンジボブの…

父のこと

今週のお題「おとうさん」 私はこのブログで母の事ばかり書いているのかと思ったら、意外と父についても書いていた。 tanpopotanpopo.hatenablog.com tanpopotanpopo.hatenablog.com tanpopotanpopo.hatenablog.com tanpopotanpopo.hatenablog.com tanpopota…

桜桃忌2018

急に思いついて、太宰治のお墓を訪ねました。 毎年、あ、と思うと桜桃忌が過ぎているのですが、珍しく当日の朝に気がついたのです。 ですが気圧のせいか頭が重くて、どうしようかお昼頃まで迷いました。来年にしようかな。でも… 来年、元気に歩けるかわから…

何者にもなれなかったのは、なろうとしなかったから

なりたかったものに、なぜなれなかったのか考えた事は何度もある。 その度に私は、自分以外のせいにしたと思う。親のせい、田舎のせい、貧乏のせい、運がない? なりたいものになんか、殆どの人がなれないものさ。そんな風にうそぶいてみたりもした。 私はず…

行かなかった修学旅行のこと

今週のお題「修学旅行の思い出」 小学校の修学旅行に行けなかった。正確に言うと、行かなかった。 6年の時の、季節は初夏だっただろうか。酷い風邪をひいて学校を長く休んでいた。扁桃腺が大きい私は、そのせいで熱ばかり出す虚弱児であった。 やっと熱が下…

短歌ハッシュ  獣 肉

もっと早く記事にするつもりだったのに、あっという間の最終日。まだ間に合うから急いで〜! #短歌ハッシュ 文庫本カバーになるネプリ、5月号を配信します! ざっくりしたアイヌ文様イラストに「獣」もしくは「肉」の詠み込みの8首です。ネプリ用に少し明る…

短歌ハッシュ 草冠の草花

いつでもスランプ、タンポポです。 でも、テーマが「草冠の草花」となれば、出さなきゃという謎の使命感に駆られ(またか)過去作で参加しました。 出詠した時も思いましたが、印刷してみると… 放課後の遊び相手は草花で 四つ葉をあげる友もいなくて たんぽ…

映画「ちはやふる・結び」ネタバレ少しありの感動的感想

4月1日に観てきました。 封切りから2週間が経過して、そろそろ席も余裕かな?と思ったら甘かった(>_<)。 まだ春休み中だったので、座席は中高生のグループでびっしり。女子率高め。 私以外にぼっちのオバサンはいないかなと見渡す勇気もありませんでしたが、…

上京物語

今日街に出たら、入学式帰りの親子を何組も見かけた。 駅にはひと目で新卒と解る、スーツ姿の若者が人波に揉まれていた。 ああ、またこの季節がやって来たのかと思う。 それでも私は知っている。1ヶ月もすれば誰も彼も都会に慣れて、夏頃にはすっかり東京の…

歌集「かぎしっぽ、ふれふれ」

短歌を始めて3年未満、まだ新人のタンポポですが、いつかは歌集を出したいです。 歌人のどなたかが仰っていました。 歌集を出すのに必要なものは3つ。 ① お金 ② 歌数 ③ 野心 だそうです。なるほど… 私の場合、③は人一倍ありますが、②が圧倒的に足りません。…

スナック花水木⑧

キタノさんは話を続けた。 「タエにせがまれて、お情けで抱いてやったのさ。だけど、あまり気が乗らなくてよ」 カウンターからタエさんが私達の様子を窺っていた。それが気に障ったようで、舌打ちをした。 「俺に抱いて欲しがるなんて、図々しいにも程がある…

スナック花水木⑦

約束の土曜日は、すぐにやって来た。 考えに考えた末、待ち合わせ場所の駅には、約束の時間ぴったりに行く事にした。 マーテルの社長は、たぶん来ていないだろう。いないのを確認したら、10秒も待たずにすぐ帰ろう。 たとえ、マーテルの社長とすれ違いになっ…

スナック花水木⑥

勤めていた会社の終業時刻は、17時だった。 しかし社員達は、定時を過ぎても誰も帰ろうとしない。システム開発の未来を語り合ってみたり、パソコンを分解してまた組み立てたりして、遅くまで会社に残っていた。皆が仕事と、この会社が好きなのだった。 夜の…

スナック花水木⑤

雨の気配がして、タエさんが扉を開けてみると、ザーザーという本降りの音が聞こえた。 「うわぁ、すごい雨!これじゃあお客さんも来ないはずだ。今日は開店休業~!」 雇われマスターは、厨房の奥で居眠りをしていた。普段からあまりやる気のない人だった。 …

スナック花水木④

ミホさんの代わりに出勤したものの、ミホさん目当ての客ばかりだったらどうしよう。皆、がっかりするんだろうな… 私はそんな心配をしていたが、全くの杞憂だった。 ミホさんは前もって自分の客に、今度の月曜日は休むと知らせていたようだ。 そのせいか、代…