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第二回 氷川短歌賞選評会

2017年10月22日に開催されました「第二回氷川短歌賞選評会」に参加してきました。

板橋区立氷川図書館での開催です。

この日は大雨の予報で、風邪気味でもありましたが、選評会の参加が氷川短歌賞の応募条件でしたので、たとえ槍が降ろうとも行くのです。

「板橋区役所前」駅に着いて外に出たら、まさにバケツをひっくり返したような大雨でした。

長靴まで履いての完全防備でしたが、諦めてタクシーに乗りました。

図書館はわりと近かったのですが、歩いていたらずぶ濡れで道に迷っていたと思います。

 


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会場は、氷川図書館3階の視聴覚室でした。

視聴覚室という響きが、何となく懐かしいですね。

スチール椅子が並んだだけの部屋に、参加者が次々と集まって来ました。でも悪天候のため、不参加の方も何名かいたようです。

何しろこのような場は初めてで、知り合いもいない所在なさでした。

選評会は、東直子先生と内山昌太先生が応募作品35首を交互に読み、評をして下さいました。

1首ごとにとても丁寧な評をされるので、感激しました。

全ての評が終わると、参加者達が良いと思った歌を無記名で投票します。この投票数で氷川賞が決まるのです。

お二人の先生方が別室で「大賞」と「選者賞」の選考をしている間、しばらく休憩タイムとなります。

その後「大賞」「選者賞」の発表があり、私は「東直子賞」をいただきました。

 

私の歌の時には内山先生が評をして、とても褒めていただいたのでもしかしたら「内山昌太賞」かも?と思っていたら「東直子賞」でしたので本当に驚きました。

私は今まで新聞や雑誌で、東先生に一度も採られた事がないのです。

だからこの選評会には賞を獲りにいくというよりも、たくさんダメ出しをしてもらって今後につなげたいという思いがありました。

それなのに、おふたりの先生方には「とてもいい歌」と褒められ、ただただ驚くばかりでした。

また内山先生の解釈が、私が歌に込めた思いと少しもたがわなかった事にも畏れ入りました。

 

この歌は、お題の「川」を思った時にふわりと浮かんで、1分もかからず出来た歌でした。 


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東直子賞

転々と住まい変えても傍らを流れる川がわたくしの川   タンポポ

 


東先生のコメント
子どもの頃、親が転勤の多い仕事だったため、なんども引っ越しをしたのだが、
そういえばどの町にも川が流れており、その川べりを歩くことが好きだったことを思い出した。
何かに固執するのではなく、新しく与えられた環境を柔軟に受け止め、偶然を慈しむ精神がすばらしい。
それは、環境が変わっても見失わない「わたくし」自身に対するエールであり、矜持なのだろう。
身近な「川」といい存在を新しく見つめ直すことができる。

~氷川図書館のホームページより抜粋~

 

 

 

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人見知りなので、イベント参加はハードルが高いのですが 、思い切って参加して良かったと思います。

ありがとうございました。