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消えていく おびただしい 小さな命に思うこと

NHKクローズアップ現代「追跡!ペットビジネスの闇」を観た。

きっかけは、犬友さんがFBでシェアした動画だった。

本当は25日に放映予定だったその番組は、26日に延期になった。

放置気味のFBをたまたま眺めていたのが、26日の事。

「見るのだ。現実から目を逸らさずに。」と、何かに言われているような気がした。

 

ブームの裏で、消えていく、小さな命…

www.nhk.or.jp

 

 

ペットショップで売れ残った犬猫は、どうなるのだろう…という不透明な疑惑は、この番組によって明るみに出た。

それは、想像以上に残酷な答えだった。

 

売れ残った犬猫だけではない。

繁殖業者からペットショップのケースに並ぶ過程にも、たくさんの命が犠牲になっていた。

 

ペットショップに並ぶ犬猫は、この世に生まれた命のうちの幸運な一部。

客に選ばれ飼い犬や飼い猫になれるのは、そのまた一部だけ。

人間のエゴはその幸運な命さえも、飽きた玩具のように捨てていく。

データとして発表されている、行政による殺処分数は、年間で10万匹。

 

ペットショップに並ぶ前に闇に葬り去られている数は、一体どれくらいになるのか…

 

映像は凄惨でグロかった。

人に作らされ、金にならなければ忽ち不要となる犬猫は、家畜以下の扱い。

最低限の世話もされず、汚れ、病に侵され、生ゴミ同然だった。

 

人間って、こんなに残酷な事が平気で出来るのだと思い知った。

牛や豚はどうなるのだ?って話とは、全く別問題。

 

私は今でも死んだLを思い、涙している。

長生きさせてあげられなかったLに、懺悔と後悔の日々なのだけれど…

だけど、売れ残りだったLを「引き取り屋」なるものに渡さずに済んだのは、本当に良かったと思う。

そして犬一匹の死に、いつまでも泣いている場合じゃないとも思った。

 

犬がカネに見える。諭吉に見える。

そう言う「引き取り屋」の言葉は、本音だろう。

日本のペットビジネスは、簡単には変わらないかも知れないが、絶対に変えていかなければならない。

それは、世の中の人々が現状を知る事から始まる。

 

私は今まで、NHKの存在を否定してきたけれど、言ってはいけない事が多すぎる民放にはこんな番組は作れなかったと思う。

 

「引き取り屋」だけではなく、悪徳ブリーダーや悪徳ペットショップがなくなるまで。

そして軽い気持ちで動物を飼おうと思う人がいなくなるまで、この問題を繰り返しクローズアップして欲しい。

 

 

こんな記事も書きました。

 

tanpopotanpopo.hatenablog.com

 

 

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