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映画「ちはやふる・下の句」ネタバレなしの総括的感想

GWが終わり平常に戻ったので、今日やっと下の句を観てきました。

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このブログへの検索で「ちはやふる 下の句を先に見る」というのがありまして…。
うーん、上の句を見逃した方なのでしょうか?
原作を読んだ人なら問題ないでしょうが、私のように予備知識が全くない人には、上の句は必須ですね。
上の句では、主人公の千早が入学した瑞沢高校で「かるた部」を創設、東京大会で優勝するまでを。
下の句では、全国大会に出場する瑞沢メンバーのそれぞれの成長と、千早とクイーンの対戦が描かれています。
映画を観るまでは、なぜわざわざ二部作にするのだろう?と思っていましたが、ストーリー展開としてやはり一作では収まりきれないというのが解りました。
そして、上の句、下の句共にとても面白かったのですが、試合の臨場感は上の句の方が良かったと思います。札を取るシーンでぞわっと鳥肌が立ちましたから。
 
続編制作も決定したそうなので、とても楽しみです。
今や広瀬すずは、千早そのものに見えます。
 
原作も読んでみたくなりましたが、映画の続編を観るまで我慢しようかな…
 

ちはやふる(1) (BE・LOVEコミックス)

 
 
千早と太一以外の瑞沢メンバーも、キャラが立っています。
原作のキャラクターをネットで見たのですが、奏ちゃんは漫画の雰囲気と同じですね。
肉まんくんと机くんは、見た目的に何か違うような…
肉まんくんなのに、太ってないし。
でも、肉まんくんを演じる矢本悠馬はTVドラマ「ごめんね青春!」に出ていた時、剽軽な生徒役がいい味出していて上手いな~と思った役者さんでした。
机くん役の森永悠希を全く知らなかったのですが、子役出身でたくさんの作品に出ている役者さんなのですね。
上の句で、捨て駒にされた机くんが鼻を真っ赤にしてボロボロと泣くシーンでは、彼の悔しさや淋しさ、心の痛みがひしひしと伝わってきました。
 
子役といえば、チームちはやふるの子役達も、小学校時代の3人という役柄にぴったり合っていて上手だと思いました。
 
新役の真剣佑も実力派で、ただの二世俳優ではない大物感がありました。
 
下の句では、北央学園のドSさんとヒョロがまた登場したのが嬉しかったです。
ドSさんは相変わらずいいドSっぷりでしたが、意外な一面も…
あ、いけないネタバレしちゃう。
 
今時にしては珍しく、キスシーンすらない青春映画です。
でも、これからは千早と太一と新の3人だけでなく、何本もの恋の糸が織りなすラブストーリーがありそうな予感…。
 
いいなぁ青春って…遠い目
 
私の学生時代は運動部ばかりが目立っていて、地味な文化部にスポットが当たる事はほとんどありませんでした。
だから吹奏楽部や演劇部、書道部や合唱部のドラマや映画が出来て、注目されるようになったのはとても嬉しい事です。
競技かるたの存在は以前から知っていましたが、多くの学校や団体で盛んに行われているものとは知りませんでした。
「ちはやふる」大ヒットで、競技かるた人口がもっともっと増えそうですね。
 
私(←トロい)には競技はもう無理ですが、この映画を観て近江神宮に行ってみたくなりました。
流れる和歌の調べや、瑞沢メンバーとクイーンの和装姿も華やかで美しく
エンドロールの最後まで雅な意匠が描かれた、とても素敵な映画でした。