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映画「ちはやふる・上の句」ネタバレなしの個人的感想

「ちはやふる・上の句」を観てきました。

明後日4/29から下の句が始まってしまうので、駆け込みです。

行くのが遅くなってしまったのは、てっきり行くものと思っていた娘が「観ない」と言うので、ひとりでも行こうかどうしようか悩んだからでした。

娘が行かない理由は、出演者があまり好きではないのと、観た人の評判がイマイチらしいという事でした。

 

 

私は、原作の漫画を読んでいません。

もし原作を読んでいて、それが大好きな作品だったなら、映画化されたものはアラが目に付いて仕方がないだろうと思います。

例えば、私は大島弓子の漫画が大好きですが、大島作品を映画やTVドラマ化したものを殆ど観ていません。

きっと「大島ワールドはこんなじゃない!」と拒否反応が起こるからです。

だから、漫画「ちはやふる」を読んでいないという事は、きっと物語の世界にすんなりと入り込んで楽しめるだろうと思いました。

 

「それにしても、どうして上下2部作なんだろう?すず人気の興行売り上げ2倍を目論んでいるのか?」と娘に聞くと、この作品はもう30巻以上出版されていて今も連載中なのだそう。

そして、原作では一試合毎の描写がじっくりと描かれているのに、映画では

「あっという間に全国大会だなんて」

というのも、観に行かない理由なのだと言います。

なるほど、一理ありますね。

 

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これは、広瀬すずが可愛い、野村周平がカッコいい、ただそれだけの映画だろうか?
最初はそんな感じで観ていました。
でも、面白かったです。
アイドルには何の興味もないけれど、競技かるたに関心があったから。
確かに、そんな簡単に勝ち上がれないだろうとは思うのですが。
こんな友情物語、今どき現実離れしていると思うのですが。
私的に”金返せ映画”ではありませんでした。
 
ただ、ウケるべきところで全く笑いが起きないというのはやっぱり演技りょ…
 
いや、すずさんも頑張って白目むいたんですけどね。
「スウィングガールズ」を何回観ても同じところで爆笑してしまうのに。
この映画にもオチがたくさん仕込んであるのに、笑えないというのは残念です。
 
その理由は、はっきりしています。
どうして日本の映画がつまらないか?という理由と同じです。
 
日本の映画は、映画館に行かなくても観たような気になるほど、内容をTVで流し過ぎなのです。
だから、主人公が試合後は燃え尽きて寝てしまう事や、キーワードになるセリフ等、原作を一切知らない私でさえも、先に知ってしまう。
それを知らなければ、もっともっと楽しめたのに。
そして封切り直前、出演者達が宣伝のため連日TVに出て制作エピソードを話すのも
楽しさが半減する原因だと思います。
ラストシーンの重要なセリフさえ、私はもうどこかで耳にしていましたから最後の最後で興醒めでした。
 
Perfumeの主題歌は、良かったけどね。
 
 
それでも「ちはやふる・下の句」を観に行きます。
前半が上の句のダイジェストばかりだったら、どうしよう…
 
 

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