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文芸メイン、その他もろもろ

犬が死んで、一年が過ぎた

Lが死んだのは、一年前の昨日。 この一年間、私がLを忘れた事は一度もなかった。 Lの名を呼ばない日は、一日もなかった。 私は早く、もっともっと早く時が過ぎればいいのにと願った。一年も経てばこの際限ない悲しみが薄れるものと思っていた。 実際、晩秋の…

ちびいぬのこと

一昨日の土曜日の夜、私と娘はフレンチを食べに出かけていた。 夫は飲み会のはずだった。 楽しい気分で帰宅したら、このちびいぬがいた。 私は泣きたいような、怒りたいような、叫びたいようないろんな感情をおし殺した。 「どうしたのこの犬。」 「知り合い…

消えていく おびただしい 小さな命に思うこと

NHKクローズアップ現代「追跡!ペットビジネスの闇」を観た。 きっかけは、犬友さんがFBでシェアした動画だった。 本当は25日に放映予定だったその番組は、26日に延期になった。 放置気味のFBをたまたま眺めていたのが、26日の事。 「見るのだ。現実から目を…

運命なんかじゃない

消費者金融が、チワワのくぅ~ちゃんを使ったCMを流したのは2002年。 「私を連れて行って」と言わんばかりに大きな瞳をウルウルさせて、パパをじっと見つめる姿は本当に愛らしかった。 くぅ~空前のチワワブームが起こり、娘の同級生達も次々とチワワを飼い…

虫と犬のこと

玄関に留まりし虫も亡き犬の 輪廻と思う飼い主悲し この歌を詠んだのは昨年の7月。はてな題詠「短歌の目」7月のお題「虫」の時でした。 昨年初夏に知人のYさんが飼い犬を亡くした、その直後のエピソードから詠んだものでした。 Yさんとはドッグスポーツを介…

犬が しんだ ただ それだけ のこと⑦

冷たくなったLの身体を、私は泣きながら撫でた。 いつか犬が死んだらどうしよう…と、犬達が元気な時から怯えていた。 それは、死んだ犬が怖くてきっと耐えられないと思っていたからだ。 けれどもLの亡骸は、少しも怖くなかった。 恐ろしいのは、もうLが生き…