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第二回 氷川短歌賞選評会

2017年10月22日に開催されました「第二回氷川短歌賞選評会」に参加してきました。 板橋区立氷川図書館での開催です。 この日は大雨の予報で、風邪気味でもありましたが、選評会の参加が氷川短歌賞の応募条件でしたので、たとえ槍が降ろうとも行くのです。 「…

いつかはいなくなる、親のこと⑥

家に戻る前に家電量販店に寄って、掃除機を買った。 実家の掃除機が古くてゴミを吸わないので、いくらかけてもきれいにならないのだ。 ちょうど特売の品があり、すぐ決めたので大して時間はかけていない。それでも家に帰ると、母はやきもきしながら私達の帰…

いつかはいなくなる、親のこと⑤

東京では不規則な生活の私だが、岩手に帰省すれば不思議と早起きになる。 ホテルの部屋の窓からは、海も山も見える。夜が明けていく町の様子をぼんやりと眺めた。貧乏くさいつまらない町だと思っていたが、そうではなかった。今の私は、海と山が近くにあるだ…

いつかはいなくなる、親のこと④

家に帰ると、母は病院での父の様子を聞きたがった。私は父が私と姉を見間違えた事だけ話した。 そして母に何が食べたいかと聞くと、よく行く回転寿司の茶碗蒸しが食べたいと言った。 母は家の中をゆっくり歩く事は出来ても、外に出るのは辛そうだった。タク…

いつかはいなくなる、親のこと③

タクシーの運転手に行き先を告げると、寺を抜けても良いかと聞かれた。 私は構わないと答えた。父の入院している病院は、以前は駅前にあった。それがいつの間にか山の方へ移転して、私は一度も行ったことがない。 寺を通るルートは曲がりくねった坂道で、ガ…